ルーシーダットンの魅力

ルーシーダットンの歴史 〜衰退と復活

【ルーシーダットンの歴史 〜衰退と復活】
ルーシーダットンの起源は、今から約2500年も前に遡ることができます。長い間、タイ独自の医学として、人々の健康に役立ってきたタイ方医学とその流れを汲むルーシーダットンは、西洋文化の影響で一時期、衰退したこともあります。しかし、現在のタイでは西洋医学と、衰退から復活したタイ方医学が、共存しています。

ルーシーダットンの衰退

8世紀後半から19世始めにかけて、西洋医学の影響を大きく受け、一時、タイ方医学が中止されたこともありました。タイ方医療を施す医師や施術師は、厳しく取り締まられたようです。ルーシーダットンもタイ方医学と深く関わっていますので、行なう人は減ったのでしょう。タイ方医学を学ぶ学校も無くなりました。これらはおよそ30年程度の間に起こりましたが、タイ方医学の空白とも呼ばれ、大きな影響を今も残しています。

タイ方医学と西洋医学の共存

タイ方医学の取締りが解かれ、1930年頃から、タイ方医学を学ぶことのできる学校も復活しました。しかし、西洋医学の学校に比べて、タイ方医学の学校は圧倒的に少なかったようです。ルーシーダットンは、この頃にはほとんど見られなくなったと考えられます。 徐々にですが、タイ方医学の学校は増えていき、西洋医学・タイ医学、両者の優れた部分をうまく融合させることも、行なわれてきました。

ルーシーダットンの復活

ほとんど消えかかってしまったルーシーダットンですが、タイ王国政府がタイ方医学を保護しようと動き出します。1990年に入って、タイの厚生省内にタイ医学を保護する組織が作られます。 この時代は世界的に、今までの高度経済社会に、疑問符が付いた時代でもあります。日本でもバブルが弾けた前後で、考え方が大きく変わりましたよね。それまで、前へ、前へ、もっと早く、もっと効率良くと、忙しく動いていた人々の目が、自然環境の保護や自然回帰、伝統などに向けられました。 タイ医学の学校や教育課程が整えられ、ここで、ルーシーダットンは、タイマッサージ師のための、教育の一つに取り入れられます。肉体労働であるタイマッサージ師の健康を守る為で、現在も多くのタイマッサージ師は、施術の前に準備運動として、また、仕事が終わった後も、身体を整える為に行います。 タイマッサージが旅行者に人気を博し、タイマッサージを学ぶ外国人が増えました。彼らによってルーシーダットンは注目され、再び日の目を見るようになったのは、ごく最近のことです。

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