【ルーシーダットンで整えるセン 〜血液やリンパの流れをスムーズに!】「セン」とはタイの医学理論で、プラナと呼ばれるエネルギーが通っている道のことを指します。ルーシーダットンのポーズの中には、センを刺激するポーズもたくさんあります。
エネルギーが流れる「セン」
ルーシーダットンは、タイの医学理論における体を構成する4要素の一つ、「風(ルン)」を整えるとされています。「風」を整える為には、プラナと呼ばれるエネルギーが流れている道、「セン」を刺激して、流れをスムーズにします。
センは人間の体に7万2千本あるとされ、その中でも特に重要な10本のセンに刺激を与えることが多いようです。10本のセンのうち、6本が脚を通っており、身体の部位の中でも脚は、特に重要視されています。
現代医学的に見ても、脚は心臓から遠く、血液の流れが滞りやすい部分です。また、身体の下方に位置する為、リンパの流れも悪くなりやすく、むくみなどが発生しやすい部分です。脚を十分に刺激することは、身体に良いといえるでしょう。
身体を動かして、センを刺激!
ルーシーダットンでセンを刺激する方法としては、身体を捻ったり、曲げ伸ばしたりして刺激する方法があります。その他にも、直接センを指や手の平で押すこともあります。
ルーシーダットンのポーズで、前屈運動があります。床に座って脚をそろえて前に伸ばします。両側の太ももの付け根を、それぞれの手で掴みます。両手で脚をマッサージしながら、太ももの付け根からつま先へと手を移動させ前屈していきます。
この、両手で脚をマッサージするポーズは、脚を流れているセンを刺激しているのです。
顔を流れるセンは顔のむくみ防止に効果大!
顔にもセンは通っています。ルーシーダットンでは、こめかみの辺りを指で押したり、顔を擦ったりして刺激を与えます。首や喉を通るセンも多くあり、首の屈伸や捻る動作以外に、手の平で擦る、口を大きく開けて舌を突き出すポーズもあります。
どれもセンを刺激する為のポーズですが、現代医学から見ると、首から顔へ流れるリンパへの刺激が考えられます。首のリンパ節は、耳の前辺りにあり、ルーシーダットンの、人差し指と中指で耳を挟み、上下に擦るポーズなどは、首のリンパ節への刺激でしょう。
センの位置を知ると、ルーシーダットンのポーズへの理解も深まります。センへの刺激を意識することで、効果も高まるでしょう。タイマッサージ関連の書籍だと、センの位置を表した図が掲載されていることがあります。参考にしてみてください。

